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すなば

進め

西へ東へ休む間もなく行く
時に追われて また命を削る
君が待っている
まだ果たせない あの時の約束
知らぬフリして 日常とかき混ぜる
懐かしい歌を聴く
わからぬまま進め 帰れないとしても
当たり前が崩れ 残るものはなんだろう
忘れられない 記憶は色あせる
つまづくだけですぐに消えてしまう
失う恐さを知る
たどり着きたい 何度も生き返る
よくある景色 またここから始まる
醒めない夢を見る
わからぬまま進め 帰れないとしても
当たり前が崩れ 残るものはなんだろう

もしかして夏

真上の太陽 少しまぶしい サングラスでも 買いに行こうか
なぜだか海を 見たくなる不思議 次の季節は いつも未公開
まるで立ちのぼるサイダーの泡さ
音もなく でも確かに 僕の背中を押す
もしかして夏 もう来てるはず 君を連れて 確かめたいよ
もしかして夏 厚くもてなす 風を受けて 飛び立ちたいよ
どこへ行こう
舞い上がる雲 君の心のよう 見慣れているのに 初めて思った
一度きりなら 何をのこそう 突然の雨に 時が止まった
どこか違う街に来たみたいさ
1秒ごと鮮やかに 姿を変えてゆく
もしかして夏 もう来てるはず 君を連れて 確かめたいよ
もしかして夏 厚くもてなす 風を受けて 飛び立ちたいよ
もしかして夏 もう来てるはず 君を連れて 確かめたいよ
もしかして夏 厚くもてなす 風を受けて 飛び立ちたいよ
どこへ行こう

朝の13時

言葉にならないものばかり 頭の中を駆け巡る
忘れてしまってもかまわない どうでもいいことが多すぎるから
遊びに行こう 晴れた金曜日に 遊びに行こう 晴れた金曜日に
遊びに行こう 晴れた金曜日に 金曜日に
どこまで歩き続ければ 人は幸せになれるのか
揺るぎない確かな真実は いつでも目の前に転がっている
そんなよくある話
誰も知らない秘密を知っている 誰も知らない秘密を知っている
誰も知らない秘密を知っている 僕は知っている
夢を見たんだ 朝の13時に 夢を見たんだ 朝の13時に
夢が覚めた朝の
満員電車に詰められた希望
蛍光灯に照らされた絶望
なんとなくでも僕は生きている
世界は同じ速さで回る

水たまり弾く自転車 ごきげんに駆け抜ける
雨の音も濡れて乾けば 誰一人知らん顔
川に乗り身を委ねれば いつかまた海に着く
船を出せ 南風受け 世界中ひとまわり
どれだけ遠くに行ったとしても 見える景色は変わらなかった
他の誰かになろうとしないで 何も持たない君を見せてよ
ただ露と落ち露と消えにし 夢は夢さ僕ら朝を染めてゆこう
変わり映えしない毎日 前にだけ進む時間
あと戻りできればと 願ってる間に日が暮れた
着ているもの 脱いでしまった真ん中に なにがある
君が今ここにいること それだけは確かなの
泣きたい気持ちは隠したまんま ポケットの中くしゃくしゃになった
他の誰かになろうとしないで 何も持たない君を見せてよ
ただ露と落ち露と消えにし 夢は夢さ僕ら朝を染めてゆこう

すなば

時がたつことも忘れて 夢中で遊んでいた砂場 思いのまま
汚れた手はおかまいなし 築き上げた僕だけの城
今は消えてしまったけれど
僕の名前を呼んでくれないか 急いで帰るから
母よあたたかな胸の中で 恐いものなど何もないと聞かせてほしい
やがて手を汚すことは 悪いことだと教わる 冷めた視線
逃げ込んだ柵の中で 紙切れを刷り続けてる
これになんの意味がある?
僕の名前を呼んでくれないか 急いで帰るから
母よあたたかな胸の中で 恐いものなど何もないと聞かせてほしい
星空見えたら 僕はひとりぼっち ここに立っている
僕の名前を呼んでくれないか 急いで帰るから
母よあたたかな胸の中で 恐いものなど何もないと聞かせてほしい
愛すべき 憎むべき 人の世は綺麗だね
気がつけば こんなにも 体じゅう泥だらけさ
選ぶもの 守るもの 背負うものが多すぎる
すべて取り払ってあの時の真っ白な翼で 飛べたなら
時が立つことも悪れて 夢中で遊んでいた砂場 思いのまま

月明かり

はみだした夜に腰をかけて
君の名前を呼んでみよう
いつもと同じ首飾りを下げて
雲のすき間から顔を出してる
君は夜だけ僕に優しい
僕の頬をなでてくれるのさ
こぎだした船は朝を待てず
波音の中に放り出される
知らないだけずっと確かにそこにいて
「こちらへおいで」と手招きしている
君は夜だけ見上げてもらえる
淡くたなびく青と白のカーテン
君は僕のために夜を照らしてくれる
僕は光を受けて長い影を 伸ばしているだけ
いつかまた会いたいよ

なるようになる

毎日の小さなことが 僕の行く道を照らしている
過ぎ去った思い出が 手を振ってるような気がしてる
すべてはなるようになる なるようになる
打ちのめされたその夜が いつまでも続くわけないじゃないか
じっと止まって待っている間に 信号は変わり
車は走る 北の方へと
すべてはなるようになる なるようになる
今確かに聞こえる足音は 僕のもの
遠回りしても最後には たどり着く そういうものさ
すべてはなるようになる なるようになる
すべてはなるようになる なるようになる

これから

これからのこと 少し考えた
何になれるか 何ができるか
敵を打ちのめす 強さはないから
僕はなりたい 優しい人に
あやふやだけれど ちゃんとイメージして
誰かのために生きたい
間違い続け つまづき続け
泥だらけになり 歩いてゆきたい
僕にとっての 大切な人
安らかに眠る 居場所になりたい
あやふやだけれど ちゃんとイメージして
誰かのために生きたい
いちばん最後に 全部置いていく時
生きててよかったと言いたい

「窓」赤盤

カワイコ

セクシーと言うには無邪気すぎて つまさきの先にはお花畑
美しいと言うには柔らかすぎて 吸い込んでしまうスポンジみたい
気の向くまま 心ゆくまま
スレンダーと言うには小さすぎて コップのフチにもぶら下がれそう
グラマーと言うには純粋すぎて 真っ赤なリンゴをただ眺めてる
切りたての髪 ふわふわさせて
スカートの裾 ひらひらさせて
僕はただ 君のことを見ていたい その瞳が濁ってしまうまで
雲を割いて 光をまとい 降りて来た あれは女神様
いやいやいや うちのカワイコ
控えめと言うにはでしゃばりすぎて 飛び出してしまう鉄砲玉みたい
伏し目と言うにはまん丸すぎて 何を見てるか全然見当つかない
お気にのカバン ゆらゆらさせて
君のえくぼ にやにやさせて
できるなら 君のことを守りたい 狼が迎えに来るまで
磨かれぬダイヤのような 注がれぬグラスのような
何も隠さない川のような 春を待つ花のような
雲を割いて 光をまとい 降りて来た あれは女神様
いやいやいや うちのカワイコ

レモン

ずっと君を見てた 滑らかな白い肌
物欲しげな指が 細く伸びる
触れるのは危険だ 変わってしまうから
それはそれで構わないと言うのなら
レモン もっとそばにおいでよ いつもと違う君が見たい
レモン もう戻れないとしても 出会った時からわかってたはずさ
そっと左に置いて 飾りにしておくのは
少しばかりもったいないと 吐くため息
耳元でささやいて 知りたかった言葉
君は意外と甘酸っぱいものが好き
僕たちに明日はない あるのは今この時だけ
冷めてしまえば楽しめない 君の気が済むまで 絞り出しておくれ
レモン もっとそばにおいでよ いつもと違う君が見たい
レモン もう戻れないとしても 出会った時からわかってたはず
わかってたはずさ

絵描きの夢

君をひとつにくくって 好きな色を作って
キャンバスに向かう あの子を見ている
夢中で描いて しばらくやめて
遠くから眺めている
あの子が描いてるものは 虹色のフクロウか ばらまいた夢のようだ
なんにせよ僕には知り得ない わけのわからない絵を描いてる
なにもないのに 荒野でひとり
花を咲かそうと してるみたいだよ
なにもそんなに しなくてもいいのに
また色を重ねてゆく
あの子が描いてるものは 虹色のフクロウか ばらまいた夢のようだ
なんにせよ僕には知り得ない わけのわからない絵を描いてる 

夏が終わる

長く続かない通り雨 波ももう引き潮で
砂浜に立ってた君を 君をどこに連れて行ったっけ?
だいたいのことをうやむやにしたまま
僕の気持ちなど知らずに 風が吹いて夏が終わる
君と見た夢の続きは もう見れない
小さな車は真夜中を 君を乗せて走っていた
世界で一番きれいな 景色を二人見ていた
日曜が終わると月曜に追われてしまうよ
朝日が昇り来る頃 ユリは嘆く 夏が終わる
今はまだわかっちゃいない これが思い出になることを
君と見た夢の続きは もう見れない

環状線

人混みなんか大嫌いと君が言うから 奇をてらい
環状線を外回り 何もないとは言わせない
晴れの日を待ちわびる わびさびを無視するさびたビル
を抜ければきらめく川 マジックアワー 魅惑のシャワー
喜びも悲しみも ふたりではんぶんこ
ほころびができても 君が直してくれる
胸の奥の奥刻む君のリズム 心まで踊らされていたい
ひとり占めしてほしい君のほしいまま この腕にしがみついていて 離さないで
やたらギラギラした 胡散臭いネオンサイン
不機嫌な君の好きな匂いが呼んでる 寄ってらっしゃい
幸せとは小さな 当たり前の積み重ね
似た者同士でしょう ムキになって 気が済むまで
間違いも正しさも まるごと受け止めて
生きがいをくれないか たとえ嵐の中でも
胸の奥の奥刻む君のリズム 心まで踊らされていたい
ひとり占めしてほしい君のほしいまま この腕にしがみついていて 離さないで
気がつけば経つ月日を振り返れば 君がいる いろんな顔をして
上がり下がりする その頬を見ていたい 守りたい
下手な歌だけれど つまり君のため

いつもの匂いとカーテンのしわが 乾いた心を潤してくれる
テレビの音はまるでファンファーレ この夜を明るく彩ってくれる
どんなにダメであっても 「おかえり」と言っておくれ
いつまでも いつまでも
大したことじゃないのに見栄を張り ホラを吹く 高らかに
こんな僕をわかってくれるかい それを君は許してくれるかい
どんなにダメであっても 「おかえり」と言っておくれ
いつまでも いつまでも
帰る場所はここしかない 君だけは愛していておくれ
なにもかも なにもかも
いつまでも いつまでも

「窓」黄盤

セキレイ

足音が行き交ってる 単純で同じリズム
近づいてはまた去ってく 太陽のすみっこに住む
名前も知らない花 見つけられてよかったな
セキレイのひとり言を聞いている
こんにちは 本日は いい日だ
秋の風に吹かれて なびく君の長い髪
優しい気持に抱かれて 眠りについた深い闇
幸せになりたいなら 正直者になればいい
見えるものはあざやか すばらしい
こんにちは 本日は いい日だ
心はいつもくもり空 帰り道も覚えちゃいない
そこにともるイエローがほら ぼくを導いてくれるみたい
言うまでもないけれど 笑っていられたらいい
日々はくだらなくてかがやかしい
こんにちは 本日は いい日だ

コンクリの水ソウ

雨の東京 公共の傘をさして歩く 軽く心もおどる
雨の東京 浮き世の波に乗りな 彼の愛車シューシューと音を立てる
雨の東京 時折見る その表情は誘惑してるかのよう
雨の東京 もう今日は昨日 置いてけぼりの希望 明日はどこに行こう
溢れ返る水の中で愛すべきものはいくつある
気取ってすましてるような顔 コンクリの水ソウの中を
流行りにまかせて泳ぐのかい
雨の東京 想像通りの出来合いの会話に沸いた また笑った
雨の東京 流暢な言葉としぐさ 語り草を探してるのさ
雨の東京 信号は赤から青にかわる いつでも時代はまわる
雨の東京 宗教にも似た銀色の華は綺麗だ また憧れた
溢れ返る水の中で愛すべきものはいくつある
気取ってすましてるような顔 コンクリの水ソウの中を
流行りにまかせて泳ぐのかい

板きれ

そのアルミニウムの板きれは 君のツバでどろどろさ
それでもまだその小さな すり傷が気になるかい?
君の腕は超一流 また叩き出すハイスコア
そんな調子で人生も 上手くいけばいいよな
だれかが呼んでいる 震えてる
だれかが呼んでいる 音がする
そのプラスチックの板きれと 二年も暮らしてぼろぼろさ
どこにいるか何をしてるか 他人のことが気になるかい
友達も言っていた 今ウワサのオススメの
ひととおり眺めたら ただ一言 いいね、と
だれかが呼んでいる 震えてる
だれかが呼んでいる 音がする

明日

誰も聞こえぬ静けさを合図に 今この時と 夜が列をなす
寝転んでいるいつもの商大筋 雨の匂いと さまよう光を溶かす
カバンには仕返しの言葉と コンビニ弁当とタバコと缶ビール
いつになれば報われるんだろう 安っぽい毎日だけどここにいる
明日はどこだい
夕暮れがこの街を包む みんな見てるさ みんな待ってるのさ
夕暮れが両手を広げて 僕を呼んでいる また明日と言っている
走り回る子供らの背中に 風を知らぬ銀色の翼が見える
僕にもかつてそれがあったな 追いかければ逃げてしまう思い出
明日はまだかい
夕暮れがこの街を包む みんな見てるさ みんな待ってるのさ
夕暮れが両手を広げて 僕を呼んでいる また明日と言っている
また明日と言っている

越えてゆけ

こんな時が いつの日か 来るとわかってたんだ
昨日までが 連れてきた 真空パックのまんま
視界は良好 宇宙みたい 今僕は星になって
闇が嫌う 色を塗りたい 反射してなお美しく
誰の声も聞こえない あれもこれも意味がない
淀んでしまった白い海を越えてゆけ
震える足を抑えて スピードに身を任せて
忘れたはずのあの山を越えてゆけ
邪念を捨て しぼり出す空想 有象無象は消去
突き放す手 ただ一人で滑走 颯爽と風を切ってゆく
羽を持たぬ天使たちが笑う
落ちてくる空を突き抜けてゆく鳥を追って
誰の声も聞こえない あれもこれも意味がない
淀んでしまった白い海を越えてゆけ
震える足を抑えて スピードに身を任せて
忘れたはずのあの山を越えてゆけ

シュール

結局何ひとつ変わりゃしない ヒーローはいまだに活動休止
他人のことなんか考えちゃいけない まずは我が身を守れって言うし
面倒臭い話をぼーっと聞いて レジスターは本日も過不足なく
真夜中の空をふと仰いで見ればほら 青い鳥が飛んでゆく
愚痴でも吐かないとやってられない こんな世の中だから
聞かせておくれよ 現実ははるかかなた
シュールな日々を過ごそう
行ってきますおはようお疲れさまただいま 同じ言葉を繰り返し
日に日に小さく折りたたんできたものを今 少しだけ開いてみる
夢なんて見なくたってどうってことないよ 毎日は夢みたいなものなのさ
冷たい風に負けちゃいけないよ 太陽はいつでもそこで待ってるのさ
アルコールでごまかしてなんとかやってる そんな奴もいたっけ
忘れちゃいけないよ 全ては上手くいくって すべてはうまくいくって
シュールな日々を過ごそう

「窓」青盤

ひとつの愛

何も知らないことを今日知った
尋ねられる人もいなかった
酩酊しながら夢にくちづけ
宝物は砂場に埋めて おあずけ
雨に打たれ 泣いたのは誰
さがし物はただひとつ ひとつの愛
虚ろな目で遠くを眺め
濁流を渡る人々の流れ
ずっと前から足元は見えず
雑音に呑まれ言葉もなくした いつもイエス
震える声 明日はどこへ
戻れないのなら 忘れてしまいたい
雨に打たれ 泣いたのは誰
さがし物はただひとつ ひとつの愛

それでも列車はゆく

はぐれた鳥の黒い影が ひこうき雲の線を目指す
行き先もわからず休むところもない
埃っぽい西の風が はよ行かんかと僕を急かす
迷うくらいなら立ち止まっていたい
それでも列車はゆく
腰をかけて外を眺め 軽い荷物は膝に置いて
愛しい人が住む町はもう見えない
日が暮れそうさ 明日は雨 また一人 一人降りて
遠ざかる姿にさよならも言えない
それでも列車はゆく
思い出す 暇もなく 過ぎてゆく時間に何の意味がある
こんなくだらないゲーム やり直したいよ全部
それでも列車はゆく

悪者

いつからか狂い始めた 音も立てないで
僕たちの健気な真面目さは 愛しさをすり減らすだけ
憧れていた幸せな昨日 もつれた糸は絡まって
わからずやはお互い様だろう
冷めてしまったホットケーキの 甘い香りが漂って
悲しい 悪者はいつも僕の方
みじめな気持ちは丸めたけど 捨てずにとってある
四つ角をいくつ渡っても 帰れない 君はもういない
雲は流れ流れるにつれて 形を変えてゆくのだろう
僕はもう少しここにいたいのに
錆びた蛇口を閉め忘れて 溢れた思い出は今も
きれい 追い回される四六時中

タクシー

はっとして飛び降りて 振り返れば赤い信号が灯って
これ以上どこにも連れて行っちゃくれない つれないな
線路はただ鈍く光ってる
さんざん気を使って 疲れて帰りの電車に乗って
気がつけば 西明石に立ってるおっさん お疲れさん
あなたは誰かの太陽になる
タクシー 僕のうちまでおねがい
みんなが待っているから
タクシー 僕のうちまでおねがい
話したいことがたくさんあるから
ビュンビュン流れてゆく 景色は僕の時間を巻き戻すよ
余計なことを言った つまらんことをやった
あれでよかったのか 間違いはなかったか
よぎる苦みを噛みしめる
タクシー 僕のうちまでおねがい
みんなが待っているから
タクシー 僕のうちまでおねがい
話したいことがたくさんあるから
タクシー 僕のうちまでおねがい

明日がこの街すべて 飲み込もうと企んでる
黒い影は檻を出て 時とともに膨らんでゆく
二十数年生きてきて 問われるのは出来不出来ね
だいたいのことに飽きてきて なのに持ち物は捨てきれぬ
一人でいられることが 強さだと信じてた
そして失った言葉 覚えた順番に消えた
誰も愛さない代わりに 誰からも愛されなくていいって
背を向けるのももう終わり 321今飛び出す時
窓を開けて 吸い込んだ空気 浮かぶ月
手を伸ばせば 届くような 届かないような
連れていって 海の向こう 遠くへ行こう
青い風が 吹いているよ 歌ってるよう

悪魔と友達になろう

いつだってうわの空 君の話も聞いちゃいない
気の抜けたぬるいソーダ 飲み干したならやっちゃいな
もうだめだ 悪魔と友達になろう
名案だ 悪魔と友達になろう
おもちゃ箱をぶちまけて 散らかしたまま出て行こう
夢の花火を打ち上げて 消えちまうまで眺めてよう
なせばなるさというけれど 気が乗らないからしょうがない
いついかなるところでも 真面目でいるなんてとんでもない
もうだめだ 悪魔と友達になろう
名案だ 悪魔と友達になろう

16th Tweet

退屈な平日

絵に描いたような幸せを 背負わされてるような奴が通る
日頃胡散臭いウソばっかついた 長い舌の奥に痰が絡む
不純な矛盾がそこらじゅう のさばってる
甘い匂いに誘われて 堕ちてゆく
果てなき綱渡り 風が吹く 揺れている
吊り革持つ手が 老いてゆく ああ老いてゆく
苦し紛れの言い訳が 詰め込んだ鞄から漏れている
少しだけ笑ってる なんとなく なんとなく少しだけ 笑ってる
知らず知らずのうちに 操られてる 黒幕に
過ぎゆく人を見ていた あの猫も あくびをひとつ
不純な矛盾がそこらじゅう のさばってる
甘い匂いに誘われて 堕ちてゆく
果てなき綱渡り 風が吹く 揺れている
吊り革持つ手が 老いてゆく ああ老いてゆく

笑う影

新しい靴の音が 黒いアスファルトを 踏み鳴らしてた
そこに待っていたのは 安い芝居のような毎日
なんとなく言えなくて 隠してることが 増えてきた
本当と嘘が交錯して もうここには誰も棲めないよ
笑う影 さえない夢
君のことは 誰よりも知っている
笑う影 なんの為
君のことは 誰よりも知っている
借りてきたものばかり 貼りつけ続けて生きてきた
はぐれてしまわないように ただ歩幅を合わせて歩いてた
笑う影 さえない夢
君のことは 誰よりも知っている
笑う影 なんの為
君のことは 誰よりも知っている
街の明かりが 薄く長い影を 落としてくれる
君がいるから 僕に明日が来るのさ
笑う影 3月の風
君のことは 誰よりも知っている
笑う影 やまない雨
君のことは 誰よりも知っている 知っている

どうでもいい

悲しい時には 僕は宙を見つめ 昨日のことを思い出す
わかっていたけど 白い天井は何も言ってくれない
捨てられずにいた がらくたを集めて 並べてはまた散らかす
ほこりまみれの 安いプライドは底値 とても売れない
ふと思う僕は 当たり前に過ぎてく毎日を
カレンダー通り 塗りつぶすように ラインに沿って流れてくだけさ
もうどうでもいい あきらめてしまおう
朝日が昇ってくれるまで
ABC 1から10まで聴いたよ
あとは目を閉じて眠るだけ
空っぽの頭で 思いつく限り ほしいものを欲しがる
部屋を飛び出して 足が痛むまで探せば見つかる気がして
いっそこのままで 時間さえ裏切り 漂いながら転がる
急ぎ足で 降りる階段の音を聞いてみたりして
ずっと目をこらして 薄暗い路地裏で見つけたのは
用事ばかりのスケジュール帳 なんでも切れる錆びた包丁と
自分を殺し生かすための説明書
もうどうでもいい あきらめてしまおう
朝日が昇ってくれるまで
ABC 1から10まで聴いたよ
あとは目を閉じて眠るだけ
もうどうでもいい あきらめてしまおう
朝日が昇ってくれるまで
ABC 1から10まで聴いたよ
あとは目を閉じて眠るだけ
おやすみ

サーコー

さみしい夜はいつも 言い訳しながら 僕を誘う
手の鳴る方へ 手の鳴る方へ
くだらない話ばかり 何度でもくり返そう
聞きたい声 優しい声
友達は多い方がいい 箱いっぱいいた方がいい
サーコー サーコー ぐるぐる回る輪になるまで
サーコー サーコー わかり合いたいと願ってるだけ
サーコー サーコー
満たされぬ心が 人混みの中を滑る
手の鳴る方へ 手の鳴る方へ
いつでもこの僕を 同じ場所で待っていてくれる
聞きたい声 優しい声
ひとりでは生きてゆけず もたれる肩を探し続ける
サーコー サーコー ぐるぐる回る輪になるまで
サーコー サーコー わかり合いたいと願ってるだけ
サーコー サーコー

夢のない夜

ひたすらに目指していた 楽園は雲の上
とうとう気づいてしまった 輪を描く鳶の羽
届かないこともあるってこと
しかしながらマヌケな僕は 探すのをやめられない
どうせ退屈な日々さ 暇つぶしもいいじゃない
楽しくやりましょう 路地裏に落ちてるかも
迷わない道など ありえない
酔わない酒など ありえない
聴こえない唄など ありえない
夢のない夜など ありえないのさ
長く伸びる影が笑ってる 時間の無駄遣いだと
それがどうしたというのか 紙きれみたいな今よ
なにもなければそれもいい 君はそこで見ていなさい
迷わない道など ありえない
酔わない酒など ありえない
聴こえない唄など ありえない
夢のない夜など ありえない ありえないのさ

16beat

レザーの靴は鉛 疲れた足は重い
隠し事の多さのあまり さまよいどこに行くつもり
乾ききっているのは 喉なんかじゃなくって
愛かもしれないとは 言わないから切って切符
16ビート インビな響き
ガンガン鳴ってる頭の上
清く正しいノイズ 明日を生きるためのサイン
爛々光ってる眼から脳へ
無邪気だったのはいつ? 踊りなさい 忘れなさい
手をかけた入口 非現実のにおい
居心地は意外に楽ちん 寂しさひとつ持ち寄り
わざとがましい太陽 昇るまでの間は
心配いらないよ ここからはもう安全地帯
声を聴いて 心開いて
任せるのさ その身 妬み嫉みもナシにして
16ビート インビな響き
ガンガン鳴ってる頭の上
清く正しいノイズ 明日を生きるためのサイン
爛々光ってる眼から脳へ
無邪気だったのはいつ? 踊りなさい 忘れなさい